フィリピンの社会・法制度のミニ解説です。
フィリピンに進出予定の日本人・日系企業のためのフィリピン法制度のミニ解説です。
フィリピン人は、英語が公用語であり、親日的な雰囲気なので、進出しやすい環境です。
1 フィリピンは、アジア随一の民主主義国家です。
- フィリピンは、日本より古い1937年に男女平等の選挙が実施されるなどアジア最古の民主主義国です。
- 三権分立が確立しており、アメリカ的な民主主義の価値観が社会で共有されています。
2 外国人は、フィリピンの土地を買えません!!
- 外国人が、フィリピンの土地を購入することは、法律で禁止されています。
- 外国人は、土地は購入できませんが、マンションは購入することができます。意外なことに、土地付き一戸建てよりもマンションのほうが価格が高いのです!!(地域差あり) 南向き住戸は日差しが強すぎるという理由で敬遠され、東向き住戸が人気です。
3 フィリピンでの会社設立にかかる制約??
- フィリピンでの会社設立は、外国人は、フィリピン人と共同出資をする必要があります。
- 会社の60%以上の株式は、フィリピン人が保有していなければなりません。
つづく